葬儀社でも配布されるエンディングノート
自分の葬儀は自分で決めたいという人が増えています。昔はお葬式という言葉だけでも縁起でもないと敬遠する人が多くいました。けれども最近は終活という言葉に代表されるように、自分の最後のことを考えることがタブー視されることはなくなってきました。
終活の主なことはもちろん自分の最後を考えることです。けれども自分の葬儀のことだけではなく、今まで生きてきた人生とこれからの残された人生をどう生きていくかということを考えることにもなると言われています。自分の葬儀を考える際に、葬儀社が行っている事前相談を利用するのもひとつの方法です。
最近はほとんどの業者で葬儀の事前相談を行っています。予算のことや家族の事情など様々な面からのサポートを受けることができるので、まず相談してみるのがいいかもしれません。自分の葬儀をはじめとしての終活を考える際にはエンディングノートを用意するといいと言われています。
これはこれからの計画や希望、病気になった場合の治療方法など自分の意思を書き残しておくためのノートです。これは書店などでも販売されていますが、最近は葬儀社で配布されることも多くあるようです。けれども、このエンディングノートは希望すればもらえるというわけではありません。
多くの場合は葬儀社で主催する見学会などに参加することが条件となっています。また、葬儀の事前相談をしたり、事前の見積もりをとったりした場合にももらうことができます。
